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ガルバリウム屋根の特徴とメンテナンス方法

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ガルバリウム屋根とは

昔はトタンの屋根で赤や青に塗った家をよく見かけたものです。

軽くて滑りもよいため、雪が多い地方では重宝された屋根です。

トタンは亜鉛メッキで錆びにくくした鋼板ですが、さらに耐腐食性を3倍~6倍に増したものがガルバリウム鋼板です。

鋼板に亜鉛とアルミ二ウム、シリコンをメッキして、さらに合成樹脂で表面加工したものです。

現在では従来品のさらに3倍錆びにくくしたスーパーガルバリウム鋼板も開発されています。

ガルバリウム屋根の特長

厚み0.35~0.6mmの鋼板製で、1平方メートル当たり6㎏しかなく、スレート瓦1/3、通常の瓦の1/8ほどしかありません。

軽いため耐震性に優れ、同時に積雪が多い地方にも適した屋根です。

しかも錆びにくく、耐用年数は25年と言われています。

成形も容易で色も自由なため、いろいろなデザインができますし、和風建築にも合わせることができます。

屋根の葺き替え時に、元の屋根にルーフィングシートと上葺き材を重ねる「カバー工法」と言うものがありますが、耐用年数も長く軽いガルバリウム鋼板はそれに適しています。

古い屋根の撤去作業や廃材処分の必要がないため経済的でもあります。

ガルバリウム屋根の注意点

ガルバリウムは薄い鋼板なので、雨音を響かせる点、断熱効果が低い点があります。

表面加工でそれらを和らげていますが、やはり瓦屋根等と比べれば劣りますので、鋼板裏に消音材兼断熱材を合わせることによって防いだりします。

鋼板屋根は一般的には完全密閉で断熱性が低いので屋根裏に水蒸気が結露しやすくなります。

よって換気に気を付けなけなければなりません。

なお塩害が多い海岸地域、ばい煙や排気ガスによる酸性物が多い工場地帯や幹線道路沿いの地域では、耐用年数が落ちてしまいます。

ガルバリウム屋根は板金工によって葺かれます。

板金工がいる業者を見つける必要がありますが、地区によってはこれが意外と大変です。

板金工を手配してくれる業者もあるので相談してみるのも一つの手です。

ガルバリウム屋根のメンテナンス

一般のガルバリウム屋根の耐用年数は約25年と言われていますが、キズや目地に塩化物や酸化物が長期に溜まるとそこから錆びが出ることもあります。

それを防ぐには定期的に水洗いをして取り除くことが重要です。

いつも雨水が流れているところではなく、あまり濡れないところを重点的に洗うのがコツです。

10年に1度くらい業者に点検してもらうとよいでしょう。

表面加工が劣化していても再塗装することによって耐用年数を伸ばすことができます。

ガルバリウム屋根の点検修理なら、西尾市密着のやねのむらまつにお問い合わせ下さい。

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